だるろぐ

明日できることは、今日しない。

規範

「本来について考える」について考える

法学とは、経験ではなく定義に、事実にではなく厳密な論理的証明に依拠する学問に、すなわち現実の諸問題よりもむしろ純粋な妥当性の諸問題をあつかう学問に属しているのである。――ライプニッツ 「本来」とは何か よく法律の議論で、本来は〜である、という…

いじめについて。

大津のイジメの事件についてはあまり興味がないというか、ドメスティックで個別的な問題だと思うので、自分が口を挟むべきことはないかな、と思っていた。所詮東京にいる僕には何もできないし、そもそもこの種の問題に対して普遍的な解決策があるとも思えな…

なぜお年寄りを大切にすべきか

余裕があるなら、みんなお年よりは大事にしたい。日本人である以上、日本人の死に様には美があってほしいと願います。だが現実はこんな夢のような社会保障は続かない。冒頭にも書いたとおり、そんなことは誰でも分かっているんです。 いま問題になっているの…

『市民政府論』

貨幣の思想史―お金について考えた人びと (新潮選書)作者: 内山節出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (9件) を見る『貨幣の思想史』でこれが取り扱われているなんて、意外だなと思った。け…

『政治算術』

政治算術 (岩波文庫 白 101-2)作者: ペティ,大内兵衛,松川七郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1955/03/25メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る経済学の始まり(のひとつ)が、『政治算術(Political Arithmetic)』という本にあったという事…