だるろぐ

明日できることは、今日しない。

国家とは

特定の個人にベクトルのない、公共的な贈与(納税、貢献、立候補・選出)とそれを制度として固着させる強制力なんだな。

そのベクトルが神に向いて、信仰が捧げられていれば神権政治だし、
権威の頂点にいるものとしての君主に向いて、忠誠が捧げられていれば君主制だし、
あくまで公共に向けられていて、自己犠牲と節度が求められていれば共和制だし、
民族に向けられれ、団結と同質性が求められていれば民族国家だ。

そして、国民が国民自身のために国家をなしていると自覚した時、国家は国民国家になるのかな、と。