伊予銀行の新しいモバイルアプリを入れてみた
あまり TV は観ないのだが、まだ親父が家にいた頃は6時のローカルニュースぐらいはみていた。たぶんその時に流れていた CM で知ったんだけど、伊予銀行が「マネー マネージャー」というアプリを出したのだそうな。伊予銀行にはほかにもアプリが数種類あって、なんかスマホのオンラインバンクページにガワをかぶせたようなヤツは入れていたんだけど、こっちも入れてみることにした。
いろいろ機能はあるけど、実質は入出金のプッシュ通知以外見るべき点はない。iOS 版は暗証番号(ATM の4桁のやつだぜ!!)を入れなくても、指紋でロック解除できるのがちょっとシブいなってぐらい。
振込とかはできないんだけど、これはこれで結構便利かもしれない。ジャパンネット銀行も残高チェックできるアプリを出してるけど(VISA デビッド使うときに残高があるか見るのに便利)、最近使ってないがプッシュ通知まではしてくれなかった気がする(もっとも、メール通知くるからいいんだけど)。
あとは入出金履歴がみれたり。[通帳]ってボタンを押すと、通帳形式でも見られる。
フリー素材なのに、ところどころモザイク+ガウスぼかしかけてすまんな(n*´ω`*n)
ぶっちゃけた感想
サービス時間外は取引内容がみれないとか、「んー……」って思うところはなくもないけど、☆4つぐらいあげるかな、自分なら。どうでもいい機能だけど、愛媛の名所が背景画像になっているのもいいと思う。まだ行ったことないところもあって、バイクで出かけたくなるやで。
日記:ぶらっと道後温泉『飛鳥の湯』
先週の金曜日、仕事が早く片付いたので、久しぶりにバイクのエンジンに火を入れて、ぶらっと道後温泉まで行ってきた。今回は観光客でババ混みの本館じゃなくて、新しくできた「飛鳥の湯」を偵察。オープン当初は混んでたみたいだけど、さすがにもうサクッと入れるじゃろ。
建物は飛鳥時代をモチーフにしているとかしていないとか。正直なところ、あんまり重みを感じない建物だなと思う。もっとガッツリお金をかけて「100年後に重要文化財になるのを狙うぜ」的なノリでつくってほしかったけど、「ない袖は振れない」というやつかな。
料金はこんな感じ。入浴のみ・広間での休憩あり・個室休憩ありの3択で、道後温泉本館と似たようなスタイルだ。本館でいうところの「神の湯」がなくて、入浴のみ・休憩ありにかかわらず、同じお風呂に入るみたい。あと、家族風呂があるんだなー。これは結構いいかもしれない。
外国人のお姉さんが、英語で窓口のおばちゃんとやり取りをしている。お姉さんはどうやらスペインの方で、「Spanish」を「えすぱにっしゅ」と言っているところからも、そんなに英語は得意じゃなさそう(発音は聞き取りやすかったけど)。窓口のおばちゃんが iPad を持ち出して説明をしようとしているが、英語にしか対応していないようで悪戦苦闘している。助け船を出そうかとも思ったけど、あいにく自分だって英語力は大したことないし、藪蛇になるのもイヤで手を出さなかった。「ゆっくり対応してくださって結構ですよ、のんびり待ってますよ」と温顔を湛えながら待つのが、ヘタレなワイにとっては精いっぱいの助け舟でござる。
5分ほど待たされて、やっと自分の番がくる。今回は2階の個室(1,650円)をとってみた。一人でも大丈夫なのかなと少し不安になったけど、空いてる時間でもあり、イヤな顔はされなかった。
できたばかりということもあって、内装はすごくきれい。階段は広く、傾斜は緩やかで、本館にはないエレベーターも完備してる。休憩用の大広間は本館を踏襲しているようだ。本館が混んでて入れないならともかく、これならば個室を選ぶべきだろう。
というのも、個室はそれぞれテーマが設けられていて、どれも内装が凝っている。休憩している人がいなければ好きな個室が選べるようだが、ついつい目移りしてしまう。
今回は端の「湯桁(ゆげた)の間」を選んだが、ここには西条のだんじり祭り(愛媛では有名なお祭り)の彫り物が一面に施してある。
あと、カギがしっかりしているのはよいと思った。本館にはセキュリティという概念がほぼないのだけど、さすがに「飛鳥の湯」は新しいだけあってその辺は割としっかりしている。
- 下駄箱のカギ:カウンターに預けるとロッカーのカギにグレードアップ。100円玉が必要だが、戻ってくる
- ロッカーのカギ:脱衣場で使う。番号は指定
- 個室のカギ:本館とちがって部屋に貴重品を置いておいてもあまり不安はない
ちょっとスーパー銭湯チックになってしまってはいるけど、まぁ、そこは仕方ないかな。本館はガバガナすぎるから……それだけ防犯に気を付けなくちゃいけなくなってる状況こそが残念ともいえるけど。
お風呂場の写真はもちろんないが、こっちもモダン。洗い場はシャンプー・ボディーソープ完備で広く、衝立もある。浴槽は本館1階よりも1.5倍ぐらい大きい感じ(あっちは2つあるけど)。あまり開放的ではないが、外気の入る露天風呂もあり、酒呑童子(椿)や伊予椿などが楽しめる。季節によって変わるのかもしれないな。露天風呂にある木彫りっぽいレリーフは、ぱっと見、ただヒダヒダみたいな文様が描かれているだけのようだけど、よくみると道後温泉周辺の地形図になっているみたいだ――間違ってるかもしれんけど。
もう一つ必見なのは、壁面。砥部焼の陶板でできていて、大浴槽の壁面などは、ときどき朝から晩への移り変わりがライトアップで表現される。まぁ、こういう演出の是非はともかく(なんつうか、ツクリモノには風情を感じないたちなので!)、一度見る分には結構楽しい。
湯上りには本館と同様、茶菓子が出る(休憩するときだけ)。お菓子は2種類選べるようだけど、味はともかく、ちょっと小ぶりすぎて物足りない感じがある。本館の坊ちゃん団子では物足りなさをあまり感じなかったのは、団子が3個あるからだろうか。
ってなわけで、フルーツ牛乳も追加した。インターホンで注文できるのがナウい。
戸を開けて濡れ縁に出てみると、真下に道後麦酒館がある。完全に罠だが、バイクできていたおかげでハマらずにすんだ。電車できていたら、絶対に吸い込まれていた。
全体的に見て、格の点ではまったく本館にかなわないけど、見るべき点は割とあると思う。松山だけではなく、ほかの地域の魅力にも少し触れられるのはいい。でも、アクティブな訴求が先行し過ぎというか、ちょっとてんこ盛りすぎというか、もうちょい雰囲気を持たせた・パッシブな魅力にも配慮してくれたら結構よくなると思う。「和」のよさって、もともとそういうものじゃない? まぁ、(大陸に結構目が向いていた)飛鳥時代がモチーフっぽいから、もともと「和」を目指してないのかもしれないけど。
本館はちょっと人が多すぎるから、のんびりしたい人は外観を見るにとどめて(それか朝一で入って!)、温泉は「飛鳥の湯」で楽しむのもいいと思う。個人的には割と気に入ったから、またふらっと入りに行きたい。
日記:新居浜、行ってきたった&無回転寿司たべた
土曜日は新居浜に行ってきました。
JR 新居浜駅
新居浜市は東予地方(愛媛県東部)最大の町で、人口は12万人ぐらい(松山、今治に次いで愛媛大3位)。江戸時代に開かれた別子銅山で栄え、長く「住友の心臓」として同財閥と日本の近代化を支えました。今はもう別子銅山は稼働していませんが、今でもその流れを汲んだ非鉄金属工業が産業の屋台骨になっています。あと、毎年10月に行われる新居浜太鼓祭りは四国三大祭りとしても有名(自分はニュースでしか見たことないけど)。
松山からは特急しおかぜ・いしづちで1時間半程度で、昼前に着きました。駅がキレい……松山駅がかわいそうになるぐらい(ぇ
からし屋
けど、駅前は割と何もなくて、新しい家々が立ち並ぶ住宅街といった趣。旧国鉄の駅は汽車の煤煙を避けるため郊外に作られることが少なくありません。きっと、新居浜も JR の駅から離れたところが中心地なんだろうな。
とくにアテもなく、ご飯屋さんを探し彷徨っていると、新居浜警察署の方に出ました。この辺りには飲み屋さんや食べ物屋さんが結構ある感じ。同行の R さんと相談して、ちょっと面白そうな「からし屋」というお店に入ってみました。
ここの名物は、オロチョンラーメンというモツともやしとニラのラーメンでした。カラダがあったまる……。定食のメニューも充実しているみたいで、新居浜に住んでいあたら通ったかもしれません。
とくにこの「バクニク飯」っていうのが超気になる。今度はこれ食べてみよ。
山根公園・別子銅山記念館
ご飯を食べて元気になったので、Google マップで「別子銅山記念館」を検索。2時間に一本のバスを逃したみたいなので、てけてけと歩いていきました。知らない街を歩くのはちょっと楽しい――けど、まさか1時間以上歩く羽目になるとは思わなんだ。雨がパラパラと降ってきたので、途中のコンビニで傘とコーヒーを買って休憩したりしながらのんびり行ったのですが……疲れた。
別子銅山記念館は、山根公園という広い公園の一角にあります。「山根」という地名の通り、ここはちょうど「山の付け根」。ここから急に地形が険しくなっていきます。ここから先は鉱山の世界。
あとで知ったのですが、別子銅山が盛んな頃は、ここ、山根公園に山のみんなが集まって運動会をしたりしていたみたい。ただのグラウンドじゃないんだな。
別子銅山記念館の入場料はタダですが、写真撮影は禁止です(残念! 個人的には、坑道全体の立体模型が印象的でした。
最近、東京の地下鉄網を色付きのチューブで立体再現した地図が話題になりましたが、ちょうどそれのスゴい版みたいな。別子銅山の坑道は全長700キロメートル。最深部は海抜マイナス1,000メートルにおよび、「日本で人間が到達した一番深いところ」なのだそうです。地熱で気温・湿度も半端ない。
外には山の神・オオヤマヅミを祭った神社と、鉱山鉄道をけん引した汽車が展示されています。
内宮神社
そのあとは、川を渡って内宮神社に参拝。長い階段がおじさんには厳しい……。
階段のわきには「マイナンバーお守り」やら「スマホ封じ」やらのノボリがたっていてちょっと不安だったのですが、なかはいい感じの神社でした。建物が立派なのはもちろん、掃除も行き届いていて、氏子の愛を感じる。
そのまま西の方へ歩いて住宅街へ降る途中、どうやら鉄道のあとのような空き地も見かけました。
重要文化財広瀬邸・広瀬歴史記念館
次の目的地は、Google マップでみかけた広瀬歴史記念館です。広瀬が人名なのか地名なのかも知らない、完全に予備知識ゼロの状態で行ったのですが、ここは新居浜に来たならぜひ訪れておくべき場所だなーと思いました。
ここには幕末から明治初期にかけて活躍した住友の偉い人・広瀬宰三さんの屋敷と、彼を記念した博物館があります。別子銅山記念館も結構勉強になりましたが、こっちは広瀬宰三にフォーカスしてより深く紹介した感じ。広瀬宰三の人柄を伝えるビデオコーナーや、鉱物に触れるコーナーもあって、より身近に別子銅山を感じることができます。
お屋敷も庭もしゅごい……こういう家に住んでみたいもんだ。
温泉
10km 近く和服+草履で歩いたので、結構足がパンパンに。広瀬邸のそばに温泉があったのは好都合でした。手ぶらでも800円ちょっとで入れるのは大変リーズナブルだと思う。
鮨兵頭
晩御飯は、地元の K さんの案内で回らないお寿司屋さんに行きました。K 氏いわく、新居浜で一番よいとの由。
お勧めするだけあって、ご飯もお酒も最高でした。
写真も撮らずに、ひたすらもくもく食べちゃいました。次回はカウンターに座って、おまかせで握ってほしいな……いくらかかるんだろ?w
この日はかなり新居浜を堪能したつもりでしたが、マイントピアをはじめ、まだまだ見るべきところは残っているみたい。機会を見つけてまた行きたいなーと思いました。
2018年1月21日の日記:サトイモを煮る以外、何もしなかった。
日曜日は Civilization 6 で遊んで、NHK 将棋見て、マンガ読んで、昼寝して過ごした。本当になにもしない一日。しいて言えば、サトイモの煮物を作った。煮物は好きだけど割と面倒なので、自分で作るのはちょっと珍しい。
今回使ったのは「伊予美人」という品種。スーパーで目に付いたので買ってみただけだけど(正月前に!!)、意外においしかった……ありあわせの根菜をぶち込んで適当に煮ただけなのに、ほっくほくでぬめっとおいしい。大振りだけど身のキメはこまかく、皮をむくと真っ白な肌。これは美人ですわ。再買不可避。
伊予美人は県農業試験場が開発した愛媛県オリジナルの新品種です。
里芋は、350年前から栽培され先代の知恵で水稲→里芋→山の芋の輪作体制が確立され安定生産が図られています。うま地方の風土に合った伝統的な野菜(日本の3大局地風「やまじ風」にたえる地下茎の作物)です。
「伊予美人」のご紹介|JAうま[うま農業協同組合]ホームページ
うま地方(宇摩郡)っていうのは、四国中央市の方やね。素敵な古名があるのに、「四国中央」なんて名前にしたのは残念な気がする。
ケータイの回線
先日の話だけど、Kindle でマンガを同期するのにちょっとだけ iPhone のテザリングを使ったら、一瞬でギガ――こういうのがナウいんだよな?――を使い果たしてしまった。哀しみしかない。
とりあえず、iPhone から SIM(Softbank)を抜き出して Windows 10 Mobile に刺し、iPhone には代わりにデータ SIM(IIJmio)を指して凌ぐ。IIJ は音声×1+データ×3 をファミリーシェアプランで契約していて10GB使えるのだけど、今月はあまり遠出していないのと、iPad Pro を修理に出していた関係で、ほとんと消費していない(おとんとおかんにも貸しているが、2GB程度しか減ってない)。音声 SIM に電話がかかってくることもほぼないし、月末まではこの体制でいいかなーって感じ。
ちなみに確認してみたところ、手持ちの SIM の利用状況はこんな感じだった。
- iPhone(メイン端末): IIJ データ(Surface 3 LTE から移植)
- iPad Pro: IIJ データ
- Windows 10 Mobile(NuAns NEO):Softbank SIM(iPhone から移植)
- おかんの iPad: IIJ データ
- おとんの Zenfone: IIJ 音声
秋に Softbank の契約が終わったら、MNP で IIJ に転入して、ぜんぶ IIJ で統一するつもり。iPhone を割賦で買ったりっていうのも今後やめようと思う。いろいろ管理が面倒くさい。
2018年1月14日の日記:マンガ漬け、新年初うどん、愛媛の人っぽいイベント
昨日の夜は眠れなかったので、ASP.NET Core アプリを作ってるときに戯れに登録した『恋愛ラボ』をまとめ買い(たぶん7,000円)して、朝までずっと読んでた。お正月に『僕らはみんな河合荘』もまとめ買いしたので、今月は15,000円もマンガに使ったことになる。しかも、すべてラブコメに――神よ、この哀れな萌えブタを許したまえ。いつもは今まで買ってたマンガの続巻を買う程度だったのに、最近はなんかやたらまとめ買いをしているような気がする。
でもな。おっさんな、もういろいろしんどくてな、かわいい女の子が仲良くしてるマンガでも読まんかったら、この先一秒たりとも生きていけんのや。
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- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2017/04/28
- メディア: Kindle版
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ちなみに『僕らはみんな河合荘』は、和風古民家アパート“河合荘”での共同生活を描いたラブコメや。個性的なキャラがドタバタを演じるのがおもろいけど、メインはやっぱり本好きな無表情・不愛想少女とそれを慕う童貞の後輩君との恋物語やな。わいは登場人物の麻弓さんと一緒に「爆発しろ!!」と思いながら読んどるクチやけど、それでいて、こう、不思議と見守りたくなってしまうんやな(そこも麻弓さんと一緒やな)。途中までの話はアニメにもなってて、そっちも……個人的にウサの声があまり好きじゃない(でも、ヘタレ具合っていうか、夢見具合は出てると思う)けど、割とおすすめ。Amazon Prime あたりで観れたんじゃないかな。
お気に入りのキャラクターは元霊感少女・林さん。
- 作者: 宮原るり
- 出版社/メーカー: 芳文社
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『恋愛ラボ』は、恋に恋する女子中学生どもを描いた傑作や。生徒会室でガキどもが恋愛妄想して、斜め上の特訓して、いろいろ事件になる……みたいな感じのアレや。ガッチガチに恋愛禁止のお嬢様校のはずやのに、巻を経るにしたがって塾やら他校交流会やら文化祭やらで男女交際がゆるゆるになっていくところが気になるが、それに比例してキュンキュン度もましていくんやで。最新刊ではとうとう色気づきやがって……わいは男子校やったから、羨ましさで血の涙を流しそうや。最初の感はアニメに比べて作画が期待外れだったけど、だんだんうまくなってる感じある。かわいい。
お気に入りのキャラクターは、副会長。
それにしても Activite Pop*1 は優秀やな。マンガ読んでる時間を睡眠時間と誤認してる(5時間15分のヤツがそう)んだけど、一度おしっこで布団を這い出たこともちゃんと記録されている。朝方寝て、少し出かけて、また寝て、合計9時間寝たこともな。これがなかったら、自分のクズっぷりを振り返るチャンスがゼロだったわけで、すごく重宝するわ。なお、振り返ったからといって、生活態度を改めるわけではない模様。
あー、書いてたらだんだんテンションが低まってきたわ。創造主はなぜ俺のような駄作をお造りになったのか。
昼は R さんと約束をしていたので、ちょっと眠いけど頑張って11時に起きた。NHK 将棋をみながら(山ちゃんつえー!)、出かける支度をして、久しぶりにバイクのカバーを取っ払い、エンジンに火を入れた。少し寒めだけど、革ジャンを着ていればそれほどでもない。三津までかっ飛ばして、『踊るうどん』で肉玉ぶっかけうどんを食べて、少し R さんと大将と話をした。
んで、R さんからリュックいっぱいに柑橘類をもらった。S さんからもあずかってるとのことで、すごい大量になった……でも、ありがたい。なんか愛媛の人っぽいイベントを味わった気がする。
――来月で、引っ越してきて4年目を迎えます。
今年はもう振り返り記事は書かないつもり。こっちにいることが普通になったし、あえて書くことも減ってきた。それはそれで大変いいことだと思う。
開発
うどん屋さんから帰ってきたあとは、また爆睡して、起きて少しだけアプリ開発もした。今日はあまりやる気がないので、こまごまとしたところだけ。
メモで Markdown 記法を使えるようにしたり……いくつか画面を新設したり。TagHelperSamples っていう NuGet パッケージが緒と便利というか、Tag Helper を便利に使う上での参考になった。
Bootstrap のごちゃごちゃしたマークアップをスッキリさせるための独自タグを定義したり、<markdown /> タグで CommonMark に展開したり……そんな感じ。Tag Helper はだいぶ慣れてきたので、これからもガンガン使いこなしたいと思う。インテリセンスで補完できるのがいいなー。
*1:ヘルスウォッチってやつや。運動や睡眠を記録してくれる。GPS とかスマホ通知とか余計な機能なくて、ボタン電池で半年持つのがいい
初詣:伊佐爾波神社
今年の2月で愛媛・松山にきて4年になるみたいですが*1、実は今まで正月を松山で過ごしたことがありませんでした。東京の実家でゴロゴロしたり、奈良の友達のところでご厄介になったり……なので、正月に初詣に行きたくとも、どこへ行っていいのかよくわからなかったりします。今回はとりあえず @ramusara 君に案内してもらって、道後の伊佐爾波(いさにわ)神社に詣でてみました。
待ち合わせは道後温泉駅で。最近、駅舎が改装されてなかにスターバックスが入ったらしい。ちょっと入ってみたかったのだけど、観光客が多いのかな、カウンターで客が列をなしていたのでまた今度。コンビニでポンジュースグミを買い、むにょむにょと口の中でもてあそびながら時間をつぶしていました。
ちなみに、上一万駅からは去年導入されたばかりの新車でした。結構レアなはずなので(2台ぐらいしか走ってない?)、運がいい。今年はいいことがありそう(これで運を使い果たしていなければ)。
伊佐爾波神社は駅から割と近く、からくり時計の広場から鳥居を望むことができます。石段はちょっとげんなりするぐらい長い。四十前のおっさんには視覚的に有害で、フツーの日であれば石段の先を見上げただけでお参りした気になり、温泉にでも避難していたかもしれません。でも、この日はなんとなく列尾に付してだらだらと歩を進めるうちに上までたどり着けました。人込みは嫌いなのだけど、まぁ、ときにはこういう効能もある。
社殿はなかなか立派で、あとで少し調べたところによると、全国に3例しかない八幡造で、国の重要文化財に指定されているのだそうな。
神社本殿形式の一。切妻造り・平入りの社殿二つを前後につなぎ、両方の屋根が接する部分に樋(とい)を設けたもの。宇佐神宮・石清水(いわしみず)八幡宮の本殿などにみられる。
八幡造(り)(ハチマンヅクリ)とは - コトバンク
次に参拝した時はよく見てみようと思う。
お賽銭を投げたあとはぐるっと回廊をめぐり、“算額”などを見て回りました。算額というのは額や絵馬などに和算の問題・解法を記して寺社仏閣に奉納したもの(別に解けなくてもいいらしい)。あまりよく知らないのですが、江戸時代はこういうのが流行っていたらしいですね。伊佐爾波神社では、日本最多となる22の算額が残されているのだそう。
そのほかにも、江戸時代の額が雑然とおいてありました。日が落ちて暗かったためあまりよく見えなかったのですが、実は見どころが多い神社なのかも。おみくじも大吉をいただいたし、なかなかよいところだと感じました。ただ、大吉の割にはあまりよくないことが書いていて――モノをもってないのに売れば儲かるだとか、結婚は無理やなーとか――、その点はちょっと微妙というか、こう、もっとおだててよ! ブタだって木に登りたいときはあるんだよ! みたいな感じ。
参拝のあとは湯神社をぬけて、道後温泉の本館を見下ろし、商店街をぶらぶらしながら、飲みに行く店を物色しました。できたばかりの"飛鳥之湯"もみてきました。観光シーズンがひと段落したら入ってみたい。
結局、道後温泉では心惹かれる飲み屋を見つけられなくて(どうせ観光客向けだろ、という偏見がアダとなった)、電車で大街道に移動。でも、これが悪手だったらしい。いつもは賑やかな(?)大街道ですが、正月はあまり店が開いておらず……散々歩いて、お店を探す羽目になりました。僕らはさいわいよさげな店に滑り込むことができたのですが、そのあとも満員でお断りされる客が引きも切らず。正月は道後でぐだぐだするか、あらかじめ大街道のお店を予約しておくのがよいみたい。これは実際に正月を松山で過ごしてみないとわからないことでした。
お店の名前は忘れちゃったけど、鶏メインで美味しかったです*2。お会計が2人で2万を超えて、店主らしき人に「よく食べますねー」なんて言われちゃったのだけど、いつもビールを無限に摂取してなかなかの金額になってしまうんだよね。ウチは独身だし、たまに街で飲むのが娯楽でもあるわけで。いつも財布に数万円仕込んで、あとはその範囲内でパーっと飲んじゃうんだけど、いつもそんなペースでやっちゃうとついてくるのがしんどい人もいるかもだから、今年はよくよく考えないといけない。
道後温泉本館の改修工事 ~ クラウドファンディングが始まりました
やるやるといっておきながら、いつまで経っても始まらない(というイメージしかない)道後温泉本館の改修工事ですが、とうとう始まるようで。昨日からクラウドファンディングが始まりました。クラウドファンディングというのは、要するにネット募金です(ぇ
僕も一口ですがのっておきました。
個人的には「ふるさと納税」という制度には反対なのですが、県外からの寄付だとなかなかお得みたい。応援したいっていう方がいればぜひ寄付してあげてください。
中でも注目の特典は、この木札のフリーパス。道後温泉に入り放題になるらしいぞ!(5万円以上の寄付で1年、最大10年)
うぅぅ……松山市外在住者じゃないともらえないのか……ほしいぞ。ちなみに、市内在住者はカネを突く権利を「抽選で」もらえるそうな(当たる気がしねえ!
ちなみに、僕が寄付した時は 5 人で 104 万円が集まっていました。4人が一万円ずつ寄付したとすると、残り1人は太っ腹にも100万円寄付したのか……しゅごい……僕も「これは!」と思ったところにこれぐらいツッコめる身分になりたいものです。
ゆるふわ.rb リータンズ in 三津浜 に参加してきました。
先週の金曜日、ゆるふわ.rb リータンズ in 三津浜 に参加してきました。
ゆるふわ.rb は Ruby の勉強会です。おまけとしてお刺身とビールがついてきますが、この手のモノの宿命として、本体よりオマケがメインになっているのが大変高尚だと思います。
以前にも何回か愛媛県大洲市で開催されており、僕も参加しましたことがありましたが――
- ゆるふわ.rb in 大洲 〜Rails 5 の新機能を探せ!〜 に参加してきました。 - だるろぐ
- 「ゆるふわ.rb in 大洲 〜作ってみよう Slack bot〜」でお刺身食べてきました。 - だるろぐ
- 「ゆるふわ.rb in 大洲 〜作ってみよう Slack bot〜」でお刺身食べてきました。 - だるろぐ
- ゆるふわ.rb in 大洲 でお腹いっぱいに Ruby を学んできた。 - だるろぐ
主催者の id:ogin_s57 さんが活躍の場を関東に移され、断絶していました。今回は帰省を機に、久しぶりに復活。
ゆるふわの後継になるかはわかんないけど、こういうゆるい集まりは松山でもやりたいですねー。まずは刺身包丁を買わねば。
などと言っていたのですが、結局はおんぶにだっこで大変すみませんなー。
場所は「踊るうどん永木」さんにお借りしました。
おいしいので、近場でまだ行ったことのない人はぜひ行くべし。
さて、今回は RubyFann というライブラリを使って機械学習に触れてみるやでーというテーマで少しだけお勉強しました。RubyFann はオープンソースのニューラルネットワークライブラリ FANN(Fast Artificial Neural Network、C++ 言語で書かれているみたい)を Ruby で扱えるようにした Gem みたいですね。
話は変わりますが、機械学習というのは僕たちがいつもやっていることの逆をやることなのだそうです*1。
普通は、何らかのプログラム(関数、アプリ)を用いてインプットからアウトプットを得ますが――
機械学習の目的は、逆に インプット→アウトプット の組み合わせを大量に用意して、インプットを入れるといい感じのアウトプットを吐き出してくれるプログラム(関数)を作るのが目的です(このプログラムは“モデル”と呼ばれます)。
たとえば、きのこの山とたけのこの里を見分けるのは、人間にはたやすいことですが(無論、食べたことがない人には無理でしょうけど)、これをまじめにプログラムとして組むとかなり難しい。
けれど、あらかじめ「これがきのこの山」「あれがたけのこの里」というデータを大量に用意して、人間の脳みその仕組みを応用したいい感じのやり方(← たぶん FANN がやってくれていること)でモデルを訓練してあげると、割とうまくやれることが分かった――みたいな。勉強会でもチラッと出ましたが、分野を絞れば“コドモの脳”程度のことは再現できるようになった……かも。
しゅごい(文系的感想
僕はみんながカリカリやっているのを後ろから見ながら「へー、なるほどー(わかったふり」していただけですが、見てるだけでも結構面白いものです。「結果がランダムになっちゃうのはなぜだ?」という疑問も、おかげさまで大体解決しました。
また話が脱線しますが、それにしてもスクリプト使いは器用ですね――リファレンスサイトとエディターを行ったり来たりしながら高速でカリカリとスクリプトを編集してる……僕は Visual Studio に助けてもらわないと何もできない体になってしまったので、とても新鮮でした。昔はちょっと Ruby をしていたはずなんですが(Rails 2.0 時代)、今はもう、できる気がしないw
二次会はタクシーで街にでて、いい感じのバーで遅くまで飲みました。ギターやドラムの生演奏でカラオケすると、いいですね。僕は人前で歌うのが苦手なので聞くだけですけどw
ありきたりな感想ですが、楽しかったです。またできたらいいですねー。
*1:確かそういう話をこの前の de:code で学びました……間違ってたら僕の勘違いです
プログラミング生放送勉強会 第47回@サイボウズ株式会社 松山オフィス に参加したった!
今年も無事に開催&終了できて安心しました。登壇者の方々、参加者の方々、視聴者の方々、ありがとうございました。場所を貸してくださいましたサイボウズさんにも感謝いたします。
参加者は35人(ATND ベース)で、そんなに欠席者もいなかったんじゃないかな? よくわかんないけど。独断と偏見による単純計算で、東京の勉強会に換算すると 105 人の参加になるので、割とすごいなって感じです。
サイボウズさんの新しい松山オフィス
場所を移った(五志喜 本店の前 → 松山三越の裏)とは聞いていたのですが、実際に行ったのは初めて。Google ストリートビューで場所をチェックしたときはまだ更地でしたが、いい感じのビルが生えていました。中身もまっさらでキレイ。
ってか、おしゃれカフェかなんかですかね……すげぇ。こんなところで働いてたら、そら効率上がって、儲かりますわ。俺もスキルさえあれば入社したい。
セッション
トップバッターはしばやん(@shibayan)。「ASP.NET と Docker そしてクラウドの関係」でした。
正直、Docker は「インストールしたことはある」レベルでほとんどわかんないのですが、貴重な耳学問の機会です。Linux ではすっかり当たり前になった Docker も、Windows ではまだまだ“これから”のようですが――そろそろ真面目に取り組まないといけないのかも。Visual Studio × ASP.NET では Docker サポートが当たり前についているみたいなので、まとまった時間が取れたらやってみたいかな?
2番目は影浦さん(@manmarud)の「AWS とか 勉強会・コミュニティとか について」です。「少し入門向けの内容になるが」と事前に言われたのですが、AWS も S3 を少し使ったことがあった程度で(それもだいぶ昔)、AWS の現在をおさらいしたい僕のような人間には最適な感じでした。
とくに、だるやなぎ画像を認識してその情報を JSON で返すデモでは、だるやなぎがちゃんと“Person”と認識されていてうれしかったです。
それにしても AWS すげーな。Azure も最近キャッチアップしつつあるけど、まだまだ AWS にはかなわんね。「AWS をぜんぶ分かってるヤツなんか(ほとんど)いないから、自分が使うヤツから覚えていけばいい」っていうスタンスは、AWS を過剰に恐れていた僕にはありがたいお言葉。
愛媛・四国で開催されている勉強会の紹介も、これから勉強会に積極的に参加しようと思っている方には有用だったのではないでしょうか。僕個人の意見としては、勉強会は見聞を広めて、モチベーションを蓄える場所なので、実際に手を動かすハッカソンやディープなヤツよりは、(初心者でも)気軽に参加できるのがいいかなーって思います。言い換えれば、広く浅くなのがいいかな。
こちらのブログも、四国の勉強会がまとめられていてお薦めですよ。
3番目は takeuchi yuusuke さんの three.js 関連のロングトーク。強引な導入が印象的でした。
3D グラフィックスは Docker、AWS 以上に苦手というか、避けていた分野なのですが、そんなおっさんにも分かるぐらい優しい感じで助かりました。要は、パッと見複雑ですごいこと(フリーザ)をしているように見えるけど、分けて考えたら小さな役者(ヤムチャ)をそろえて組み合わせているだけだよ、簡単だよって感じ。JavaScript のパフォーマンスはぶっちゃけ信じていないのだけど、ブラウザーとエディターさえあれば挑戦できそうっていう手軽さは代えがたいかも。仮想現実もプレゼンスが増してきて、3D は避けて通れない感じがあるから、上級者の話を聞いて多少理解できる程度には勉強しなきゃね。
最後のみつばたん(@mitsuba_yu)のセッションは非公開なので省略。会場に来てくれた人に楽しんでもらえたならうれしいです。わざわざデカい荷物を担いで松山まで来てくれてありがとう。LT に参加してくれた人もありがとうございました。自分も参加してみたけど、最近プライベートに余裕がなかった&思い付きで Misao をセットアップした関係で編集モードのパワポでプレゼンする羽目になり、ちょっと悲しかったデスw
懇親会
懇親会は移転したサイボウズさんの近所にある「銀次郎」さんでいただきました。大人数でも入れてとっても便利で、すき焼きもおいしゅうございました。プロ生松山の懇親会は毎年あちこち試していて、しっくりくるところを見つけられないでいたのですが、お値段が学生には少し厳しいかなという点以外は満足だったので、来年(やるなら!)もここに頼んでいいのではないかと思いました。
個人的なお話
愛媛支部長さまともお話していたのですが、そろそろ若い人にバトンタッチして、楽しむ側に回りたい……w とくに今回は私事でいろいろあって配慮が至らないところがあった&だいぶ疲れたので。
あと、参加ブログを書いてくれた人はぜひリンクさせていただきたいので、@daruyanagi にでも「リンク追加しろクソが」とでもメンションください。
名前が覚えられないので“道後温泉ちゃん”って呼んでるんだけど、温泉むすめのキャラクターがかわいい
最近よくある系の擬人化(萌化?)プロジェクトで“温泉むすめ”というのがあるんだけど――
道後温泉ちゃんがめっちゃかわいい。
古風で優等生な頼れる存在のむすめ。
道後泉海 | 温泉むすめ公式サイト
やや保守的で規則を守ろうと努めるが、草津や有馬(妹)などの問題児たちに振り回されて頭を悩ませている。
乙女チックな流行りモノや突飛なことには懐疑的だが、実は人一倍興味がある。
グループのリーダーで、みんなのまとめ役。
一応リーダーらしいんだが、みんな揃うといまいち空気……だが、それもまたよいと思う。
一応 PV もあるんだけど、ちょいエロめなので、興味あるヒトだけググってみればいいと思う。
追伸
それはともかく、このプロジェクトはちゃんと続くんやろか (゜レ゜) いまいち火が付きそうな気配もないんだけど。