だるろぐ

明日できることは、今日しない。

メモ:[今すぐダウンロードしてインストールする]画面

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うちにも[今すぐダウンロードしてインストールする]画面がきたぞ! 内容はたぶん今月のパッチチューズデーの内容のプレビュー(セキュリティ関係を除く)。よくみてないけど、いろいろ直ってるみたいやね。

forest.watch.impress.co.jp

追伸

Surface にはぜんぜん 1903 がきません。別にいいけど……

メモ:Firefox のコンテンツブロッキング

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たまたま遭遇したので、スクリーンショットを残しておいた。

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いわゆる広告ブロッカーと呼ばれるものが単に広告を除去するだけなのに対し、Firefox のコンテンツブロッカーは「ブロックするとどうなるのか」がちゃんと説明されていて、結構好感度が高い(まだ舌足らずなところはあるけど)。できれば「なぜブロックするのか」のもちゃんと説明してあるといいと思った。

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個人的には、広告ブロッカーというのはコンテンツに対するフリーライドだと思っている。マクロでみれば、広告ブロッカーはコンテンツ提供者が本来得るべき収益を失わせ、ときに奪いさえする。これはコンテンツの持続性にかかわる問題だ。

その一方で、広告にはさまざまな問題があり、それは年々ひどくなる傾向にあるとも感じる。露出競争、トラッキングの強化(、挙句はアンチコンテンツブロック)......そういうものに対し、ユーザーが個別に判断して導入することに対してとやかく言うつもりもない。Web ではそれぞれのユーザーに"自衛権"が認められている(特定の不自由な国は除く)。広告を見ることを強制されることはない。

広告に代わるスマートな収益手段が見つかるまでは、この2つの間でバランスをとっていかなければならないのだけど、Firefox のコンテンツブロッカーのような仕組みがモデレートな仲介者として機能してくれることを期待してる(でも、あいつら、どっちかっていうとりそうで頭でっかちだからなー)。

6月1日:プログラミング生放送勉強会 第59回@サイボウズ株式会社 松山オフィス(愛媛)に参加しました

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atnd.org

ご来場、ご視聴の方、ありがとうございました! 登壇者の皆様もお疲れ様です。今回はゲーム関連がちょっと多かったのかな? でもいい感じにジャンルがばらけてて、結構楽しかったと思います。

セッション1:竹内 佑介さん「tweenアニメーション入門」

JS 大好き(誤解を招く表現)竹内さんが、Javascript アニメーションライブラリ「Tween.js」を紹介してくださいました。「Tween」って Windows 向けの Twitter クライアントアプリが有名で、検索してもそっちばっかりヒットする!

見てるだけなので何とも言えんのですが、結構簡単に本格的なアニメーションが実装できるのなぁ……初期セットアップがちょっとめんどいけど、あとは定義した動きを Chain するだけ。Easing 関数を適用してやると、にょろーんとかむにゃーんとかいう動きも再現できるみたい。

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プリセットの関数だけでも十分だけど、やる気さえあれば時前実装も可能みたい。へぇ......。オフセッションの雑談では、アニメーションの難しいポイントなんかも聞けました。

セッション2:HAL(@PET_HAL)さん「勉強会に参加しまくって蓄えた、知見とやってきたこと」

ちょっとトラブルがあって2番目になったけど、結構ためになりましたね。

speakerdeck.com

自分は割と漫然と勉強会に参加してるというか、ハンズオンの復習なんかはたまにするけど、会場の様子を Toggetter にまとめたり~みたいな活動はさぼり気味ですね。まぁ、こういう「参加したよ」ブログは書くようにしてるんですが(いくら内容が薄くても、ちゃんと参加ブログを書くまでが勉強会!)……あくまでも個人視点で、勉強会を実りあるものにするために最後にひと手間かけるという発想はあんまりありませんでした。ちょっと反省ですね!――とはいえ、めんどくさい。

togetter.com

こうやってまとめてくれると大変助かりますです。

セッション3:タカユキ(@nezumimusume)さん「ゼロから始めるシェーダープログラミング。レイトレースもやるかも?」

まさかのゲームプログラミングの先生によるセッション......竹内さんがあとで「ガチな人の前でえらそうなことを語ってしまった」的なことを言ってましたが、Web ゲームとネイティブのゲームはまた違うものだなって思いました。どっちもちゃんとフィットするシーンってのはあって、どっちも大事だと思いますよ。

内容は......まじめにやると単なる三角形を描画するだけでも結構大変なんだぜ、ネイティブゲームの世界って! ってな感じですかねー。個人的には、あんなにリアルに見えるゲーム表現が割と「ウソだらけ」なのはビックリでした。

でも、リアルタイムレイトレーシングみたいなのまで実用化されるとなると、全部ひっくり返っちゃったりするのかな……アプリの世界だとあんまりリソースを気にすることが減ってきた気がしますが、ゲームの世界はまだまだ何バイト、何秒を削る世界で、イノベーションがすごいなーって感じです。あ、そうそう、リアルタイムレイトレーシングって、1回だけ光の反射をまじめに計算して、あとは機械学習技術みたいなのを活用して「予測」で代用してたりするんだそうですね。こういうところにも機械学習使うんだ……なんにでも使えるもんだな。

ロングトーク

@seaki 君がひたすらプリキュアの話をするのかと思ってたら――

GraphQL 便利そうじゃねえか……

ライトニングトーク

離島のフェリーの時刻表サイトを作る話だったり、ガストでカロリーを得る話(ナップザック問題)だったり、IT が絡みつつも、割と地方色豊かな発表が多かった気がしました。

自分は最近の PowerPoint で実装されたお気に入りの機能(ただし、あまり出番はない……)を簡単にまとめてみました。それなりにウケたみたいなので良かったです。

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最後の締めは、@jz5 にやってもらいました。画像から音楽が作れちゃう iOS アプリをアクセシビリティ対応にするためにやったこと。

mupic.jp

VoiceOver みたいな機能があるのは知っていましたけど、実際にどうやってアプリと連携させるのか……みたいな話はまったく触れたことのない世界なので、大変お勉強になりました。こういうのって大事だってのはわかるんだけどね……なかなかね。

懇親会

今年も 銀次郎 さんにお世話になりました。でも、写真撮り忘れた....../(^o^)\

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僕は、高速バスで大阪へ帰る @jz5 を万歳三唱で見送った後、締めにラーメンを食べて帰りました。若い子においしいラーメン屋を教えてもらえて、ラッキーな感じです。

5月23日:Twitter のアカウントがロックされた

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不審な操作が確認されたとのことで、Twitter のアカウントがロックされた。

発端

午後11時半。診断メーカーで遊んだあと、「うははw 幹部だぜー」的なことを投稿しようとしたらアカウントがロックされた。

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おそらく機械学習的な、なにかフィルターっぽいものに引っかかって、軽くサスペンドされたらしい。電話番号が正しいことを確認すれば、すぐに解除されるはず。

失敗

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アカウントがロックされた場合、解除コードは SMS ではなく、自動音声で取得するようだ。手順に従い、通話をリクエストする......が、一向に着信がない。

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そのうち、試行回数がオーバーしたという警告が出て、なにもできなくなった。ひょっとして、と思い着信履歴を確認してみると、非通知の着信が大量にきている。どうやら Android 端末が午後11時から「おやすみモード」に入っており、着信を拒否する「サイレントモード」が自動で有効化されていたようだ。まったく気付かなかった……。

結局、丸一日ブロックされたままだった。

25日になってようやく復帰。みんなに温かく迎えてもらった。自動音声はお姉さんの声で日本語の案内があると期待していたところ、英語のおっさんの声だったのでかるくビビった。まぁ、数字だけなので不通に聞き取れるし、あまり問題はない。

反省

  • Twitter の機械学習をうまくすり抜けるツイートを心掛ける
  • おやすみモードには注意する

得られた知見

  • ブロック中も DM を送ることはできる。が、読んだり、返事を書くことはできない
  • ブロックされたことを Facebook で報告すると、「ちょういいね」や「うける」みたいなリアクションを返すヤツが結構いた。暗殺リストの上位にリストアップしておく

5月10日:だるハウスのカギを受け取りました

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JR 松山駅前に 3LDK のマンションを買いました。5月10日に融資が実行されて、夕方にカギの受け取り。晴れて 3,000 万円の借金持ちに。まぁ、死んだり、ガンになったりすればチャラなので(ガンはいろいろ条件あり)、そんなに負担感はない。いい感じにサクッと死ねたら母ちゃんにいくばくかのお金が残っていいのになぁ(父ちゃんは自力で生きろ)、なんて思っています。その点、嫁・子どものいない身は気楽なもんです。

ちなみに Twitter では「だるハウス」という名前が定着してしまいましたが、別に「ハウス(house:一軒家)」ではないです。condominium? ちゃんと言うなら、だるコンドだな。

それにしても、おニューの家というのは結構気持ちのいいものですね。まだ引っ越しまでに2週間あるので空っぽなのですが、バイクでキャンプ道具(ベッド、チェア、寝袋などなど)を持ち込んで泊まり込んでみましたが――大変よろしい。

母方のじいちゃんが東京で不動産屋を営んでいたこともあり、永く賃貸派でした――じいちゃんも「新しいところを転々とするのがよい」と言っていました――が、分譲には賃貸にはないいいところもあります。どっちがお得か――というのは状況次第でもあるので一概には言い切れませんが、そもそも地方都市だと東京ほど新しい物件がポコポコでない(供給、流動性がない)ので、新しい物件をリーズナブルに借りるのは難しいです。そもそも、物件がそれほどない。それに、クッソ安い家賃相場から逆算してハコを建てると、まぁ、それなりの品質になりますよね。その点、分譲は「買ってもらう」ためにあれやこれやと盛るので、設備的には満足できます。うちの物件はいろいろあったみたいですが、それなりにハイグレードみたいですし。個人的にも、

  • ゴミをいつ出してもいい(市の回収以外にも、マンション独自の回収がある)
  • セコム完備
  • エレベーターが2機(片方はちょっと大型で、非常用電源対応)
  • 一括受電でちょっと電気代が安い
  • プロパン → 都市ガス化によるガス代削減も見込める

あたりは気に入っています。変動金利の高騰や固定資産税に殺されないかぎりは、分譲もありかなって感じ。

あとね、移住してきて5年になるけど、いまだに「いつか東京帰るんでしょ?」みたいに言う人がいるんですよ。よっぽどのことがない限り、嫌ですよ、ずっとここにいますよ。自分用語でいうとことろの「東京への引力」を振り切るためにも、実はこっちに来て3年目ぐらいからなんとなく分譲は視野に入れていました。

物件購入の決め手は、ずばり JR 松山駅から徒歩10分圏内の立地です。松山市は JR 松山駅よりも伊予鉄の松山市駅の方がにぎわっているので、地元の人からすると「JR かよ」って感じかもしれませんが……県外に出る機会の少なくない自分にとっては、空港や JR の駅が近いのはむしろポイントかな。なんだかんだで伊予鉄の市内電車(チンチン電車)や徒歩で市駅・街の方に出るのは苦ではないし、悪い場所ではないと感じます。探してみるとご飯やさんも結構あるし、スーパー銭湯近いし、手を伸ばせばだいたいのモノに手が届く感じがいい。今の家と比べると、コンビニがちょっと遠くなったのだけが少し不便かな? それも、徒歩3分が10分程度になっただけですが。再開発でさらなる利便性向上が期待できるのもいいですね。今住んでいる山越ではちょっと……無理っぽい。

正直なところを言えば、マンションよりも古民家をリフォームして住みたい欲の方が高いのですが、老いた父が死ぬまでは便利なところに住んでおこうかなって感じ。15年かそこら経って、改修の時期に売り飛ばして(← それまでに繰り上げ返済しちゃって)移住できたらちょうどいいんだけどなって思っています。それまでにいい感じのところを見つけられたらいいな。


追伸

5月11日:内子ドイツフェスタ 2019 に行ってきた

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土曜日は「内子ドイツフェスタ 2019」に行ってきました。

www.iyokannet.jp

いわゆるオクトーバーフェストというヤツで、毎年10月に行われているのですが、去年は台風かなにかで中止に。今回は5月の開催となりました。去年は都合がつかなかった自分にとっては渡りに船(ぉぃ)。

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内子までは、久しぶりに JR 四国の汽車に乗りました。お酒飲むからね、クルマやバイクはダメ。やたら長いロングシート、一両編成のローカル線は、ちょうど席が埋まる程度の賑わいでした。

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会場は駅から徒歩10分ほどのところにある“内の子広場”。内子町の施設がいろいろ集まったところに併設されている広場みたいですね。町からかき集めてきたのかな? キャンプ用のテーブルや椅子が所狭しと並べられていました。写真は開場前なのであまり人がいませんが、実際はちょっと椅子やテーブルが足りないぐらいな集客。以前にきたときよりも盛り上がっていますね。

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システムは、

  • 500円でジョッキを貸し出し:ジョッキを返したら 500円返金される(デポジット)。記念に持って帰ることも可能
  • 2500円分のチケット:ビールや屋台の食べ物に利用可能。前売りを買うとちょっと安いけど、今回は普通に買った

みたいな感じ。一昨年に持って帰ったジョッキが使えると聞いていたので、しっかり洗って持参したのですが、残念ながら今回からジョッキが変わっちゃったようで、古いのは使えませんでした。ちょっと残念。

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内子の生ハム、アイスバイン(塩漬け・冷蔵しておいた豚の脚肉をゆでたドイツの家庭料理)、ソーセージと一緒に、ビールをがぶ飲みできて幸せでした。写真撮るの忘れてたから、ビールやごはんをあまり紹介できないのは残念でしたが……結局、チケットは3綴り買ったかな? 割りと頑張ったかもしれない。

帰りは、地元の佐々木先生の家にお邪魔して、クーラーで涼ませてもらいました(日差しが暑かったので、めっちゃ助かりました。天国!!)。また行きたいですね~

4月9日:一人で恋愛映画見に行った ~『ソローキンの見た桜』

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安くチケットを譲ってもらったので、仕事じまいをした後、大街道まで出かけて『ソローキンの見た桜』を観た。日露戦争のとき、松山市にあったロシア人捕虜収容所を舞台にしたラブロマンス。「日露戦争時代のロミオとジュリエット」って触れ込みだけど……どうなんすかね。

ロシア兵捕虜に関しては、以前本で読んで多少は知っていたし、お墓にも足を運んだことがある。『坂の上の雲』にもちょっと描写があるよね。

blog.daruyanagi.jp

この墓地は山越の我が家からは約10分ほどの小高いところにある。いい塩梅に勾配があったので、ランニングコースにしていた。まぁ、毎日行くうちに飽きちゃってやめてしまったのだが……。もともとは違う場所にあったらしいけど、ここに移設されたと聞く。

それはともかく、映画ですよ、映画。松山が舞台ということもあり、市民には結構知られているタイトルだけど、実際見にくる人はさほど多くはないみたい。平日の夜ということを差し引いても、僕を含めて劇場に3、4人というのは少し寂しい。――とりあえず、ビールとポテトのセットを抱えてスタンバイ。

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この映画、なんとなくだけど『永遠のゼロ』の二番煎じというか、祖母(?)のラブロマンスを現代を生きる孫(新聞記者)が追う……という流れになっているのだが、現代パートの演出や演技がちょっと見ていられないレベルだった。そもそもね、地元の人間は坊っちゃん列車で移動しねえよ。松山の観光アピールも兼ねてるんだろうけど、それ見ただけで白ける。

でも、過去パートはフツーによかった。昔の三津浜ってあんな感じなんだろうか?(どこまで真面目に考証しているのかわからん) 墓地にあった胸像の大佐、動いてる!(しかも結構、再現度高い?) イッセー緒方はちょっと演技が大げさな気もするが、やっぱり安定していていいな。いい味出してる。

感想としては、「現代パートをサックリ削って、過去パートの尺を伸ばして掘り下げれば、結構いい感じになったのでは」と思った。ラブロマンスとしてはちょっといまいちだったので、なんかもっと盛り上がるポイントも欲しい。どうせ史実をベースにしたフィクションなんでしょ? 大胆にやっちゃってもよかったんじゃないかなぁ。

後日談

行きつけの居酒屋で「観たよ」っていったら、「ソローキン? どんな人が見に行くのかと思ったけど、目の前にいた」って言われて、思わず笑ってしまった。みんなが想像している観客像から、僕ほどかけ離れた人間もなかなかいないだろう。

あと、生まれて初めてムビチケのチケット使った。ムビチケ童貞を捨てられて満足。

4月20日:39歳になりました

何も悪いことしていないのに、もうすぐ40歳になっちゃうよ。

38歳になってやったこと

無職のお仕事の内容がちょっと変わったので、今年は慣熟に徹しようかなぁと思い、あまり新しいことに手を出さないように――と思っていたのですが、プライベートではクルマを買うわ、駐車場を探すついでにマンションを買っちゃうわで、なかなか波乱万丈な一年になりました。モノゴトが動き出すキッカケっていうのはどこにあるかわからないし、一旦動いてしまえば、アクセルとブレーキを踏み間違えたプリウスのように、恐ろしいほど止まらない。今年に入って3カ月で、こうもいろいろ変わるものだと、振り返って我ながら感心してしまいます。

一方で「平成のうちに結婚!」という野望は潰えました。まぁ、まったく努力しなかったわけじゃないよ。地元の結婚支援センターに登録(だけ)してみたり、お見合いを4件ぐらいやったりしました(人生最高記録!)。お相手のなかには「うわぁ、自分なんぞにはもったいないぐらいの別嬪さんだなぁ」なんて方もいましたけど、まぁ、なんとなくうまくいかず。お世話をしていただいたからには、大変申し訳ないことをしました。

今年は……自棄になったわけではないのですが、当面はなにも起こらなさそうだと思ったので、婚活資金を独身貴族の充実(クルマとマンション)に全部つぎ込んでしまいました。貯金どころか、住宅ローン(+身内からちょっと借り入れ)を背負う身になったので、ちょっと落ち着くまで、当面はなにもしないつもりです。まずは引っ越しを頑張らねば。

39歳になってやりたいこと

引っ越しもするし、生活を改めたいかなぁって思います。まず、部屋はシンプルにする。前回の引っ越しは親父があれをもっていきたい、これを持っていきたいというのを何も言わず許してきました。自殺未遂の件もあり、愛着のあるものを捨てさせるのは酷だろうとも思いまして。おかげで引っ越し代が100万に膨れ上がるわ(おかげで愛媛に引っ越した当初は割と厳しい生活だった)、家にモノが溢れるわで散々だったのですが、まぁ、そろそろいいでしょう。不要とみなしたものはバンバカ捨てて、少し生活をスリムにしたいですね。だいたいさ、なんでホットプレートが家に3台も、4台もあるんだよ、頭おかしいのか? ――そんなわけで、今、家庭内はちょっとした熱戦・冷戦が発生しているのですが、うまく御していきたいです(← そういう名伯楽なところが、一族の信認につながってるところもあるw)。

誕生日プレゼント

今年はクルマを買ったので、自分のためにキーホルダー(キーケース)を買いました。

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ちょっと大きめなのですが、大ぶりな Ninja 250 のキーも収めたかったので、個人的には助かりました。GW の旅行中に引っ掛けちゃって、カラビナが取れちゃったのは残念ですが、自分で補修しようと思います。

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あと、Makuake でカンパしていた田中帽子店の麦わら帽子が届きました。誕生日前日なので、なんかこれもプレゼントっぽくなったw 自分は頭が大きいので L サイズを頼んだのですが、ちょっと紐で調節してちょうどいい感じ。固い「鬼麦」という材質でできているそうで、カッチリしているのがいいですね。夏の着物と合わせるのが楽しみ。

tanaka-hat.jp

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それと、妹からタオル製の枕カバーをもらいました。謎物質で謎の安眠効果があるらしい……そういう科学的(?)なところはわかんないし、興味もないのですが、使い心地自体はいい感じ。うちのおかんといい、妹といい、なぜか僕に安眠グッズばかりくれるのですが、よっぽど「眠れないキャラ」感あるんですかね。確かにそういうときもあるけど、それは寝るべき時に眠れないだけで、時間的には毎日8時間以上寝てるんだよ。4時間+4時間、とか、変な寝方をしてるだけで……あと、目の下のクマが取れないのも、そういう言う印象を深めているかもね。なんとかなればいいけど、まぁ、個人的にはあまり気にしてない。

何はともあれ、今年もよろしくお願いします。あんまり頑張らずに、うまーくモノゴトを回しながら、自分の手の届く範囲がおおむね楽しく、きゃっきゃわいわいできるようにしたいですね。

Surface Dock のファームウェアってアップデートできるんだって

知らなかったんだけど、Surface Dock のファームウェアってアップデートできるらしい。

www.windowscentral.com

とくに不具合はないのだけど、うちのも買ってから結構経つし、何らかの改善があるかもしれない。――というわけで、試しにアップデートしてみた。

ちなみに、日本語のサポートページはこちら

「Surface Dock Updater」のインストール

まず、Surface Dock のアップデートを行うツール「Surface Dock Updater」をダウンロード・インストールする。

www.microsoft.com

いろいろダウンロードできるけど、必要なのは Surface_Dock_Updater_v2.23.139.0.msi だけみたい。

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ウィザードにしたがってセットアップを完了すると――

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スタートメニューに「Surface Dock Updater」が追加される。

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「Surface Dock Updater」の実行

続いて、「Surface Dock Updater」を起動してファームウェアのアップデートを行う。途中で何回か PC から切断する必要はあるけど、Surface Dock の電源は切らないように。

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まずは[Start]ボタンを押す。

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ファームウェアのバージョンチェックが行われる。うちは最新版ではないとのこと。バージョンも書いておいてくれると親切なのだけど。

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ファームウェアのアップデート処理には最大で7分ぐらいかかる。おしっこは先に済ませておいた方がよいだろう。

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アップデートの開始。途中で切断しろと言われるけど、言われる前に切断したら殺すぞ、という警告が表示される。進捗が 50% になるまでは Surface Dock を PC へ接続したままにしておこう。

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50% になるまでお茶を飲んで待つ。

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50% になると、切断しろと言われる。PC から Surface Dock をぶっこぬく。

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もう一回接続しろとの由。切断しろだの、再接続しろだの、結構めんどくさいなぁ。

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残りの 50% の処理が行われる。なにをしているのかはよくわからん。

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これで完了――と思いきや、ファームウェアのファームウェアのアップロード(コピー)処理が始まった。カウントダウンが終わるまで、しばし待つ。

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ファームウェアのアップロードが完了したらしい。Surface Dock を再び PC から切断し、有線 LAN のチカチカを眺めながら 3 分ほど過ごす。

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ファームウェアの適用が終了。再び再接続。

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おめでとう! 最新のファームウェアです。バージョンも書いておいてくれると親切なのだけど。

なにがよくなったのかはさっぱりわからないけど、いい気分になったから今日はこれで満足しておく。

4月14日:室戸岬で延泊したけど、キンメ丼がおいしかった

前回のあらすじ――睡眠サイクルが大崩壊しただるやなぎは、疲れからか夜明け前に S660 のルーフをあけ、気温1度の久万高原へ出撃してしまう。すれ違いすら困難な山道を決死の勢いで抜けた先に待っていたのは、四国カルストの雄大な風景だった。そのあとも行き当たりばったりで高知をさまよい、ようやく午後3時、室戸岬にとった宿に潜り込んだのであった……。

blog.daruyanagi.jp

翌日は、雨の予報。朝ご飯をもしゃもしゃ食べながら「雨の中帰るのはだるいなー」「いっそのこと連泊して、宿でお仕事するか」と思い立つ。宿に確認をとると、そのままその部屋に泊まっていいとのことだったので、日がな一日ゴロゴロすることにした。転がりたくなったら横になり、眠たくなったら寝て……やがて NHK 将棋講座が終わり、お昼どきになった。雨脚も少し衰えたようなので、クルマで室戸市街へ向かう。

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室戸のあたりは道が簡単で、市街(東)~岬(南)~三津漁港(西)~(トンネル)~市街 といった感じの三角形を成している。少し遠回りだけどぐるっと一周して、途中、ホームセンターで買い物をしたりしながら、おいしそうな店を探した。でも、大きな通り沿いにはあまりないみたい。仕方なく、役場の周りの路地に入ってみたけど、軽自動車でも曲がるのが困難な十字路なんかもあり、あきらめて適当なところで車を止め、徒歩でぶらぶら彷徨う。再び雨脚が激しくなってきたけど、たまたまクルマに置きっぱなしだった折り畳み傘があったので問題ない。

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高知の方ではよく見かける、津波避難の塔を抜け――

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お店の気配のある路地を行く。どこも閉まってるみたい……お寿司屋さんは見つけたけど、お酒の飲めないハンドルキーパーには辛いなぁ、もう少し定食屋さんっぽい感じのところがないかなぁ。

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すると、料亭花月というお店を見つけた。料亭という響きにちょっとしり込みしつつも、なんかお客さんも多そうだし、行く価値はありそう。「孤独のグルメ」センサーに感アリ。思い切って暖簾をくぐってみた。

店は忙しそうだったけど、すぐに2階の席へ通された。畳敷きの広間にテーブルがいくつか置かれていて、結構にぎわっている。

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メニューにはマンボウの刺身?だのいろいろ面白いのが載っていたが、中でも一押しは「室戸キンメ丼」らしい。さっそく頼んでみたけど、キンメダイ以外にもいろいろ乗っかっていて、お得そうな感じだった。

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関東の人はキンメダイをやたら推すけど、煮つけならともかく、刺身をあまりおいしいと感じたことはない(伊豆で1回だけおいしいなーって思った民宿はあったが)。でも、ここのは結構イケた。それ以上に、キンメダイの照り焼きというのがうまい。やっぱり、キンメダイは火が入った方がおいしいのではないだろうか。生だとのっぺりした味わいが、ぎゅっと締まってくる。皮目が香ばしいのもいい。ほかのお刺身もおいしかった。

この「室戸キンメ丼」、醤油はかけずに刺身の類を味わい、最後にご飯を少し残して、だし茶漬けにして食べるのが流儀だという。自分はキンメダイの照り焼きを2切れだけ残して、キンメダイの出汁をひたひたにしてみた。

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思わずご飯をお替りしたくなるぐらいおいしい……いいぞ、いいぞ。

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目玉の入ったお吸い物をすすりながら、連泊してよかったなーとしみじみと感じた。そのあとはまた宿に帰って、寝たり、風呂に浸かったり、晩御飯食べたり、また寝たりしたけど、大変リフレッシュできたと思う。おかげで、仕事は全く進まなかったが――まぁ、たまにはいいよね! 雨の降る室戸の海を眺めながら、その日はほぼ何もせずに過ごした。