だるろぐ

明日できることは、今日しない。

日記:エイプリルフール

週末はずっとごろごろしてた。ほんとは父の相手でもするか、と思っていたのだけど(内子あたりまで桜見に行こうかなーとか)、体調不良でドタキャンされ、そのままグダグダしてしまった。

ところで、今日はエイプリルフールだった。

毎年エイプリルフール企画をやることで有名だった古巣も、今年はどうやらやめたらしい。「結局のところ、アレって面白かったの?」っていうのが少し気になって、Twitter で反応を見てみたけど、やってないことに気づく人や残念がる人は少数ながらいる。自分が SNS ジャンキーで思ったことは何でも投稿するタイプなので忘れがちだけど、一般ピーポーは思っても書かない人がほとんど。それでも書く人が少数ながらいるわけだから、多少は楽しんでもらえていたのだろう。ちょっとうれしい。

正直なところ、あの企画が楽しかったのは一年目かそこらだけなんだな。当初は会社に泊まってウェーイ!ってみんなでネタを作ってたけど、何年もやると「あれ? なんで儲かりもしないことで残業してるんだ?」(いや、多少は PV 増えるけど、広告ないページも多かったしな……)って我に返るし、年々カラダは衰えてしんどくなる。大企業のネタは年々高度になる一方だし、それと比べられてディスられるのも悲しいよね。

あとね、イヤなんだよ……自分のセンスのなさが。他の人が出してくれた案を練り上げることはできても、自分では何も思いつかないんだよな。なので、アレをやるたびに自分の欠けたところが突き付けられる感じで、地味につらかった。自分は1を任されたらなんでも100のうち80ぐらいできちゃうヒトだと自負してるけど、ゼロからできちゃう人は本当にすごいよね(90とか95にまでクオリティを高められる人もすごい)。比べても仕方ないなーとは思うんだが、劣等感を感じないと言えばウソになる(エイプリルフールだけに)。

でも、なんだかんだ言って「年に1回、まだあったんだと思いだしてもらえるチャンス」だったので結構頑張ったし、それなりに楽しくもあった。記事よりも、404のページをびよんびよんさせるスクリプト仕込んだり、ちょっとしたところに誰もわからなさそうなネタを仕込んだり(気づいた人がいるのを見てニヤニヤする)。自分が辞めた後、古巣で打ち切りになって一番悲しかったのは「週末ゲーム」だったけど(← 自分の担当じゃないけど、アレのチェックしてると「今週終わり! 頑張った!」って気分になる)、一番残念だったのは今回の件かもしれない。辞めたのは2月だから、もう5回もエイプリルフールに関わってない計算だけど、それもそれでビックリだ。年月の経つのは早すぎる。