『陸奥爆沈』
- 作者: 吉村昭
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/11/27
- メディア: 文庫
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戦艦陸奥のお墓参り行ってきた - だるろぐ の帰りの船で Twitter をしていたら、ぬまさんがボソッとこんなことを呟いていました。
だるさん、陸奥爆沈読んだのかな?
— numa (@numa08) 2014年8月17日
@numa08 読んでないなう(
— だるやなぎ に天使が舞い降りた! (@daruyanagi) 2014年8月17日
@daruyanagi http://t.co/kTv1bn2YQl 読みましょう 地理関連も詳細に書かれてるので、現地に行ったあとに読むとイメージ湧きますよ
— numa (@numa08) 2014年8月17日
ということで、その日中に Kindle で買って iPad mini でゴロゴロしながら読みました。割と面白かったので、ペロッと読んじゃった感じ。関係者からの聞き取り取材をしたり、さまざまな資料に当たりながら、だんだん真相に近付いていく感じは、軍艦に興味がないヒトにとっても面白いのではないでしょうか。ついつい引き込まれてしまいます。海軍の華やかさの裏にある、どろっとした雰囲気が、後半になるにつれて濃くなっていき、読み終えたときにはすっかり放火説に加担すること請け合いです!(ぇ
ちょっと気になったのが、陸奥の沈没地点の図が少しおかしいんじゃないかなーという点ですが、これはわしが地図読むのが苦手なせいで、単に勘違いなのかも。