だるろぐ

明日できることは、今日しない。

2016-03-05から1日間の記事一覧

『山月記』の李徴はなぜ虎にならなければならなかったのか

『捜神記』巻七第184段によると、虎は「陰の精であって、陽に住むものであり、五行では金にあたる獣である」とされている。陰は「易学で、陽に対置されて、消極的・受動的であるとされるもの。地・月・夜・女・静・偶数など」をいう。一方、金は「土中に光り…

『捜神記』

捜神記 (平凡社ライブラリー)作者: 干宝,竹田晃出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2000/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る本当は葛洪というひとの『神仙伝』が読みたかったのだけれど、松山のジュンク堂には置いてなかったの…